高血圧ハレヤマのはなし

福島県立医科大学医学部卒研修医一年生。 医学生向けの参考書などについて感想を書いていますのでぜひ読んでいってください。

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英語の参考書のススメ(USMLE)

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こんばんは。高血圧ハレヤマです。

 

今日は「英語の参考書」のはなしです。

 

国家試験でも英語問題は何問か出ますし、定期試験でも英語の問題は結構ありますよね。

この記事はそんな英語問題を拒絶しないようになってもらえたらいいなと思って書きました。

 

英語のテストは毎回ギリギリで受かった僕なのに今日紹介する本を使ってみたら、英語問題への拒絶感はありません。もちろん分からんもんは分からんですけども。笑

 

医学部の先生たちって英語をいっぱい使って授業してくれますよね。僕は日本の大学なんだから全部日本語でやってくれってずっと思ってました。

でも2年半くらい前にUSMLEっていうアメリカの医師国家試験についての情報を目にして参考書オタクの血が騒ぎ、いくつか本を買ってしまいました。

 

 

3年の定期テスト勉強で頭がパンクしそうになったときに、その時買った本を読んでみたんです。そのとき医学単語って接頭語と接尾語の組み合わせで意味を類推できちゃうものがかなり多いことに気づきました。

日本語でその教科の基礎知識があれば意外と読めるし、英語でやったことだけがその後も頭に残ってたりするんです。

感覚的に例えると「甘いものは別腹」ならぬ「英語は別脳」って感じです。伝わってほしい。

 

僕も部活の先輩が在学中にUSMLEを取っててその人への憧れからこれらの本を買ったんですが、なかなか全範囲をやるのは無理でした。笑

でもちょっと英語がかじれただけでも良かったなと今では思ってます !

 

何冊か本を買いましたが二冊だけ紹介します。

 

 

First Aid for the USMLE Step 1 2018 ¥7,125

First Aid for the USMLE Step 1 2018

First Aid for the USMLE Step 1 2018

 

このFIRST AIDって本はこれを覚えたらUSMLE受かるよ!って本なんです。

 

日本のCBTと国家試験の関係みたいにアメリカでも何回か試験に合格しないと免許がもらえません。STEPが分かれてます。

STEP 1は最初に受ける試験で日本でいうCBTから基礎医学の量を増やしたものです。基礎医学から、臨床医学を少しかじりたい人にはこれがオススメです。

日本でも「レビューブック」って言うまとめ本がありますが、これはそれの全教科版って感じです。

そう考えるとめっちゃコスパがいいですよね。

 

First Aid for the USMLE Step 2 CK, Ninth Edition ¥5,773

First Aid for the USMLE Step 2 CK, Ninth Edition

First Aid for the USMLE Step 2 CK, Ninth Edition

 

STEP 2CKは臨床医学の知識が問われます。

要するに臨床系のレビューブック全教科版がこの値段なので、気絶しそうなくらいのコスパの良さです。

あと、日本語では覚えにくかったことの暗記方法がめっちゃ載ってます。

 

その中から一つだけ紹介します。

動脈管を閉じさせる薬、インドメタシンかプロスタグランジンか迷っちゃうときありますよね。

この本に載ってたのは、英語で人を部屋に招き入れるとき「Come in and close the door.」「入ってきてドア閉めて!」って言いますが、

「Come in and close the door.」このフレーズから

in→インドメタシン

close→動脈管の閉鎖作用

って覚えるというものでした。僕は好きだったんですがどうでしょう。

 

総論

別にUSMLE受けなくても使っちゃえばいいじゃないですか。背伸びでもなんでもありません。

一瞬でも「アメリカの人たちってどんなことやってるんだろう」とか「英語の勉強いつかはやらなきゃな〜」と思ってた人はこの二冊、おすすめです。

買って3日しかやらなかったとしても、1日もやってない人よりは絶対いいです!興味が出たら、それは勉強するチャンスですので逃さないようにしましょう。

また、STEP1の本は毎年改訂されてますがそんなに変わらないので前年度版なら千円安く買えますのでそれを買うのも良いかと思います。

  

 

今日も読んでいただいてありがとうございました。

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