こんばんは。高血圧ハレヤマです。
今日は入社式とオリエンテーションでした。緊張しまくりでヘトヘトですが、気分転換に記事を書きましたので、どうかお付き合いください。
大学も無事卒業でき、初期研修医一年目となりましたが、僕のオススメ参考書は基本的に医学生の後輩に向けたものをこれからも書いていきますのでよろしくお願いします。
今日は『消化器内科の参考書』のはなしです。
と、偉そうに始めましたが実は僕、学生時代には消化器の教科書をガミエルシリーズしか買ってませんでした…
大学のテストは過去問などの先輩方からの遺産で乗り越えましたが、実習のレポート作成のために使った内科学の成書についても、いい機会なので紹介させてください。
内科学の成書はいくつかありますよね。ハリソン内科学とかが有名でしょうか。
この記事はガミエルシリーズだけでなく、それとは違った、文主体の教科書で勉強がしたい人や、もう少しだけ踏み込んで勉強したいって人に参考にしてもらえたら嬉しいです。
『ハリソン内科学』 ¥32,184
まずはハリソン内科学です。有名で、憧れの本って感じです。
このハリソン内科学という本は、例えば実習で当たった患者さんのレポートを書くために使うには最高の本だと思います。
ですがもし、すべての疾患をこれで勉強しようとする医学生がいたとしたら、僕はオーバーワークすぎるのでやめた方がいいと止めます。無理です。
症候学などを含めて大事な記載が豊富ですが、かなり覚悟を持って読まないと読み進めることは難しいですし、小さい文字主体のレイアウトも相まって国試対策などで通読するのは難しいと思います。
とはいえ、金銭的に余裕があればお守りとして買うのもありだと思います。笑
買うとなんとなく身が引き締まった感じがします。
『朝倉内科学』 ¥28,944
- 作者: 矢崎義雄,赤司浩一,渥美達也,伊藤裕,稲垣暢也,神田隆,木下芳一,工藤正俊,小室一成,須永眞司,南学正臣,長谷川好規,松本哲哉,楽木宏実
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2017/04/11
- メディア: 大型本
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次にこれですね。朝倉内科学。
先程扱いました、ハリソンなどの翻訳本とは違うので、読みやすさはこちらの方がいいです。僕だったらガミエルシリーズと朝倉をセットで買いますね。
オールカラーで写真もしっかり載っていて、文字の大きさがそこそこあるので、勉強していても小さい文字を読み続ける辛さは少ないです。
この本のイメージはガミエルシリーズの文章記載が豊富になったものだと考えてもらえれば良いです。
学内のテスト対策にももちろん使えますし値は張りますが、内科全般のいろんな教科で使えるので、ガミエルシリーズで物足りないって人には良いと思います。
『病気がみえる 1巻』¥3,888
正直これはやっぱり買っておいたほうが良いと思います。二年前の改訂で内視鏡検査や画像検査などについての記載がかなり豊富になったので、ガミエルシリーズの中でもオススメの一冊です。
『医学生・研修医のための 画像診断リファレンス』¥4,536
最後に紹介するこの本は一週間くらい前に発売された画像診断の参考書なんですが、医学生向けで、半端じゃなく読みやすくて消化器内科の勉強にも使いやすい本でしたので紹介します。
全身の画像検査が臓器ごとに章分けされていて各章の最初には画像解剖の説明と画像に対するアプローチ法が載っています。
もちろんいろんな教科で使えてコスパがめちゃくちゃいい本なので、皆さんもこれをどこかで立ち読みしたらきっと気に入って買っちゃうと思います。
総評
『病気がみえる』をメインの一冊として買う。文主体で勉強したいって人がいれば 『朝倉内科学』を他の教科のためにも買うか借りて使う。ってのがいいですね。
画像については『画像診断リファレンス』で勉強するのもいいと思います。
書籍の購入で10%のポイントが付くのとお急ぎ便がタダになって、息抜きにいろんな映画を観たりすることもできます。
追記として前に書いた画像診断の参考書の記事を貼っておきます。
お時間があればこちらもどうぞ。