こんにちは。高血圧ハレヤマです。
今日は『麻酔科の参考書』のはなしです。
え?麻酔科を勉強するの?国試でも400問中1問出るか出ないかなのに、効率悪くない?捨てようよ!
って声が聞こえてきそうですが、それだとちょっと勿体無いんですよね。
麻酔科って麻酔薬とか筋弛緩薬の種類をひたすら覚える教科だと思ってる人がいるんですけど、その前に循環器と呼吸器の基礎的なところを勉強する科目だと僕は思ってます。
極論を言うと、吸入麻酔薬の種類がわからなくても正常な人の一回換気量とかを覚えておくべきだと思うんですよね。
それでノルアドレナリンなどの交感神経作動薬の種類とイメージを身につけるべき教科でもあります。
僕が紹介する本は、僕のこういった考えに似た意識を持ったであろう著者によって書かれたものです。
循環器とか呼吸器とかの下手な教科書を読むより、麻酔科のわかりやすい教科書の方が基礎的なところの説明がわかりやすくて一石三鳥だったりしますから、借りてでもいいので読んでみてくださいね!。
ちょっと前置きが長くなってしまいました。
本題に入ります。
まず最初に何冊か挙げて、そのあと各々についての感想を述べます。
画像はamazonへリンクさせていますので気に入れば注文しちゃってください。
リンクから買っていただくと僕に3%のポイントが入ります。どうせ買うならどうかお恵みを。
やさしくわかる!麻酔科研修 ¥ 3,132
まず絶対にこれを読んで欲しいですね。タイトルが研修医向けの本っぽいですけど、むしろ学生の時に読んで欲しいです。
冒頭で言った麻酔科のイメージとか、α作動薬とβ作動薬の違いとかがいつまでたってもわからないって人にオススメです。
表紙のような可愛い挿絵が 最後まで読む人を支えてくれて、読み終わった頃には正しい麻酔科のイメージが頭につくられているはずです。
100倍楽しくなる麻酔科研修30日ドリル ¥3,132
STEP 麻酔科 ¥4,104
まあまあっすね。正直自分で買うのは勿体無いかもしれません。そのお金で他の教科で教科書買った方がいいです。テストの時に図書館で借りれば間に合います。
ただ、良い所をあげると、麻酔科のテストだと多くは麻酔薬のことを聞いてきたり、麻酔に使う器具のつかい方について聞いてくるものが多いと思います。この本は簡潔に麻酔薬について書いてくれてます。
多くの参考書で麻酔薬について長ったらしく書いてあるものがありますが、テスト前だと簡単に書かれてるものが欲しくなります。そんな時にはこれをどうぞ。
ただ、絵があんまりないので各麻酔薬の作用機序のイメージがつきにくいのが難点かもしれません。そこを埋めてくれるのが次の本。
薬がみえるvol.1 ¥3,888
みんな大好き病気がみえるシリーズの姉妹本です。これ読んだことがないって人多いと思うんですけどかなり損してます。薬理学今やってますって学年の人にもオススメの一冊です。
総評
自分では『 やさしくわかる!麻酔科研修』と『100倍楽しくなる麻酔科研修30日ドリル』を買う。余裕があれば『薬がみえる』も買う。
『 やさしくわかる!麻酔科研修』を読んでから『100倍楽しくなる麻酔科研修30日ドリル』のテストに使えそうな部分をやって、過去問とかでわからないところがあったら図書館で借りてきた『薬がみえる』とか『STEP 麻酔科』を使うってのでいいかなと。
あと、本を買うときはamazon student がおすすめ。
10%のポイントが付くのとお急ぎ便がタダになります。
年会費は1900円ですが大学の書店で買うよりも安く、すぐに元が取れます。
今日も読んでくださってありがとうございました。
コメントなどもいただけたら嬉しいです!